▼詳細
鎌倉の住宅
敷地は鶴岡八幡宮の参道の小町通に面し
1階が竹工芸の店舗とブティックで、
2階と3階が住宅になっている。多くの
観光客でにぎわう小町通に面する立地条件で
住宅部分の木の格子は居間に面するバルコニー
の外にあり、白色のガラスブロックとともに
住宅部分のプライバシーを守るスクリーンになっている。
3階には和室とロフトのある子供室があり、
屋上のテラスに面している。テラスは吹抜けで
2階のバルコニーとつながり都市住宅における
貴重な外部空間を確保することができた。
吹き抜け上部に水平の板張りの庇を設け、
水平の梁、垂直の柱、木製の格子、ガラスブロック
を対比させ和の雰囲気となるよう外観を構成した。
和室は桂棚をモチーフにし障子はツインカーボを使い
現代の和の表現を試みた。